生産者であるバスチャン バイエは、この地方の若手のなかでも特に他の生産者からの評価が高い。泥だらけの服と車、それほど社交的ではない雰囲気。まるでペイザン(農夫)のようだ。「営業とかサロンとか、苦手なんだよね。畑が1番だな」そう話す彼は、醸造の仕事すら煩わしいほど、奥さんのセリーヌ共々とにかく畑が好きなようだ。彼らのワインは、いわゆる薄旨系とか言われそうな流行りのスタイル。しかし、マセラシオンカルボニックによる嘘みたいにフルーティなワインとは一線を画す。軽さと酸を得る為に、比較的早目の収穫。それでも果実を感じさせるバランス感覚。驚くほどアロマティックな白や、軽やかなのに複雑味のある赤。大変シンプル。さらにこの数年は、とても綺麗な仕上がりが印象的だ。素朴なペイザンの印象の裏には、驚くほど深い地質学や土壌に関する知識と考察がある。現地では、営業下手のペイザンのワインは、常に取り合い。(インポーター資料より)
Xu-xu 2024-La Bancale