セヴ(Sèves)はブルゴーニュ、ブーズロンの「レ・コルデール」という区画(0.63ha)で2023年にはじめてアリゴテを造った若い夫妻です。それまでは別々の職種でキャリアを積んだフルクとマリー。 二人がワインの道へと進む転機となったのは2021年、ボーヌの研修センターでの出会いでした。ここで彼らはブドウ栽培と醸造を学び、同じ目標に向かって歩み始めます。研修期間中、フルクはブシャール・エ・フィス、マリーはシャントレヴで実地経験を積み、剪定から収穫、そして醸造から瓶詰めに至るまで、ワイン造りの全ての工程を体得しました。卒業研究論文では、フルクはブレタノマイセスがワインに与える影響、マリーはブドウ樹の新梢を刈り込む方法と編み込む方法が畑にもたらす結果の比較に取り組むなど科学的な視点も磨いていきます。その後、フルクはドメーヌ・ド・AP・ヴィレーヌで醸造に携わり、マリーはクレール・ノーダンのもとで経験を重ねます。こうした経験を通じて、二人の中で確信に変わっていったのが、アリゴテという品種の大きな可能性でした。現在彼らはアリゴテしか栽培していません。アリゴテが高温でも酸を保持しやすいことは知られていますが、近年ブルゴーニュで本格的な造りのアリゴテが増えたことにより、これまで思われていた以上にテロワールを強く反映する品種だということがわかってきました。味覚と技術をさらに広げるため、二人はフランス国内外へと学びの場を求めます。ノルマンディーではシードルやカルヴァドスを学び、フレッシュさ、酸、そして張りのある味わいへの志向をより強くしていきました。そして2023年冬、二人はついに自身のプロジェクトを始動。アリゴテの聖地ともいえるブーズロンにて、最初の区画を手掛ける機会を得ました。同時に近隣ドメーヌでの経験も積み重ねながら、ファーストヴィンテージを完成させます。現在も二人はブルゴーニュに深く根差しながら活動を続けています。フルクはブルゴーニュAOC連盟に関わり、地域全体の発展にも尽力しています。彼らが目指すのは、単にワインを造ることではありません。 有機栽培の推進、産地の持続可能性への取り組み、そしてアリゴテという品種の価値を未来へつなぐこと。フレッシュさ、緊張感、そしてテロワールの純粋な表現。それが、二人がワインに込める哲学です。(インポーター資料より)
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