Turay / トゥレイは、葡萄栽培&醸造家である Kamill(カミール)とその妻 Tímea(ティメア)が中心となった家族経営のワイナリー。ハンガリー北西部、ドナウ川沿いに位置して、スロバキアに接する冷涼な気候活かした白ワインが有名な産地 Neszmély/ネスメーイに属したエリアで栽培と醸造をしています。彼らは、元々、両親がスロバキアでワイン作りと小さなワインレストランを経営してきました。トゥレイ家のワインの歴史は17世紀にまで遡ります。1663年にはレオポルド1世皇帝より貴族の称号を授与された記録があり、歴史調査の結果、トゥレイ家は12世代にわたりブドウ栽培を続けてきたことが判明しました。その為、彼らのロゴには、1663年に皇帝レオポルド1世から戦功を称えて授与された家紋であり、ロゴに描かれた鳩は平和を象徴しています。しかし、20世紀の激動の時代の中、葡萄畑や土地の所有権が失われてしまいました。そんな家系と両親の自然への愛情を見て育ったカミールは自然とワイン造りに魅了されました。
現在のセラーとワイナリーは、2002年2月に所有。ワイナリーとして購入した建物は250年前、修道院が建てた建物で、宗教関係者の集会所や儀式の場として使われていました。そこには、地面を掘って作られた地下室があり、その大部分はレンガ造りのアーチ型天井でしたが、一部は当時の姿をそのまま残しています。建物の下層階には、小さな馬小屋と葡萄の加工に適した圧搾室があり、現在はテイスティングルームとして利用しています。地下室は、温度調整も無く、通年涼しい環境になっている為、発酵と熟成に適した場所として活用されています。
カミールは”The terroir speals,we listen / テロワールが語りかける。私たちはそれに耳を傾ける”という哲学を常に念頭に置き、人的介入を抑え日々、畑とセラーに向き合っています。主にステンレスタンクで発酵させ、木樽、アンフォラを用いて熟成。無清澄、無濾過、亜硫酸に関してはボトリング時のみ極めて低く抑えるか、あるいは全く使用せず、自然のまま、ワイン作りを行っています。彼は、この自然な方法が一番テロワールを表現すると考えているため、テロワールの本質をできる限りボトルの中に閉じ込めるよう努めています。現在、所有している畑は、2.5ヘクタール。2006年秋に葡萄の植え替えを開始、有機農法でスタート。現在は、全ての畑はビオディナミ農法にて2024年デメター認証。13種類以上のハーブを植えたグリーンハーベストにて間引き。ロザリア、オラスリズリング、ジェネローザ、ピノ・ノワール、カベルネ・ソーヴィニヨンなどを、粘土質、泥灰質、石灰質の土壌にて育てています。そして、生物多様性を高めるため、鳥の巣箱やミツバチの巣箱も畑に設置しています。
カミールは、派手な行動はしませんが、心が優しく、おおらかな性格。ただワインに関しては、熱く語り、情熱を持って向き合っています。妻であるティメアは、とてもフレンドリーで優しく、チャーミングで可愛らしい女性。カミールのサポートをしつつ、お互いにリスペクトと愛を感じられ、優しく穏やかな二人。そんな彼らが手掛けるワインは、品種の個性、土壌を表現は勿論ですが、彼らの個性も反映され、柔らかで優しく、じんわりと果実味は広がり、親しみやすく、でも芯をしっかりと持った個性的なワインを魅せてくれます。ワインの名前は、周りにある環境やイメージをしたところから由来し、ワインのラベルは、カミールの父 István(イシュトヴァー)が常に重要な役割を担ってきました。彼の叔父は画家だった為、イシュトヴァーも幼い頃から絵を描いていました。彼らか父の作品を世に送り出したいと思い、父親が名前、味わい、その感覚を視覚的な形で表現しています。またワイナリーには、小さなオーベルジュも併設しています。料理は長年有名レストランなどで経験を積んだカミールの妹 Sára(サラ)が料理を担当し、自社栽培の野菜や果物を中心にホスピタリティの高い料理とサービスを提供しています。また両親も葡萄畑、醸造など、様々な面でサポートを行い、家族一丸となって、切り盛りしている背景は、まさに“Családi Pincészet =家族経営のワイナリー”を表したワイナリーとなります。(インポーター資料より)




























