当主マキシムは1990年生まれ、ワイン造りに携わる家族はいなかったもののアルザスの葡萄畑の近くで育ちました。2012年からワイン造りを学び、ジュラール・シュレールで約8年間栽培、醸造に携わったのち、2022年Ammerschwihrに60Rの畑を借りることができました。40RのGCケフェルコプフの斜面にゲヴェルツトラミネールと、同じエリアですが北向き斜面のためGC認定されていない20Rのリースリングです。2022年は大きな収量を得られなかったため、2023年が正式なファーストヴィンテージになります。現在はそれに加えオーセロワとピノグリの区画も借りることができ、2024年VTを醸造中です。アペラシオンとGCを名乗ろうとすると、アルザスでは主に単一品種のワインに重点が置かれていますが、彼は通常、ゲヴュルツトラミネールとリースリングをブレンドしているのでGCを謳うことはできません。生産量の少なさから考えても、アルザスのアペラシオンを名乗ることを志すことには意味がないと考えています。畑では土壌の圧縮を抑えるため、自分の足で歩きながらすべてを手作業で行っています。熱式の刈機も持っていますが、2024年の夏は独学で鎌を使ってぶどうの蔓を切り裂きました。畑への散布に関しては、背負うタイプのサーマルポンプを使います。これが一番正確で撒く量も最も少なくすむと考えているからです。病害に対しては、硫黄と銅の量をできるだけ減らすようにし、補助として自分で作ったイラクサ、スギナ、コンフリーのハーブティーや浸軟液、乳清も使っています。カーブでは、ラチェットを使った縦型のプレス機、重力を利用した手作業での瓶詰め、手作業でのコルクの打栓、手作業でのラベル貼りなど、すべて手作業で行っています。彼は添加物などを使わず、できるだけ環境に優しいワインを造ろうという想いに駆られながらワインづくりを行っています。今も、そして長期的にも、カーブではできるだけ電気を使わないようにしています。そのような考えから、将来的には1.35ヘクタールくらいで、仕事量と経済的なバランスを見つけたいと思っています。(インポーター資料より)
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